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中瀬 吉昭
分析機器, 14(3), p.180 - 188, 1976/03
B-4371およびA-5139と同様であるが、この発表内容を解説的に記述した。放射線固相重合ポリテトラオキサンの示差熱分析で、その融解挙動から試料の微細構造を検討する。この場合、加熱曲線における吸熱プロファイル(融解挙動)を解析することにより各種の知見が得られる。熱処理効果として、再配列が起る場合、部分融解が起る場合があり、また、系中の酸素がポリマーの分解、特に融解状態で分解を激しく起すことを明らかにした。また、X線回析データを同時に検討することにより、融解挙動からの推定の妥当性を確めることができたと同時に、より詳しい情報を得られた。
本島 健次; 石渡 名澄
分析機器, 9(2), p.44 - 53, 1970/00
現在の分析化学の分野において,有機試薬として考えられているものは莫大な数の種類に達しており,多数の有機試薬が実用に供されている。本稿の表題の分析法においては,有機試薬として2-メチルオキシン(8-ヒドロキシキナルジン)を用いているが,これはオキシン(8-キノリノールまたは8-ヒドロキシキノリン)とともに,今日もっとも有用な分析用試薬の一つとして,分析化学界において確固とした位置を占めるに至っている。
富永 洋
分析機器, p.59 - 66, 1969/00
今日のX線分析の隆盛は、X線の検出手段がかつての写真法から計数管を用いる方法にかわり、X線の定量的な測定が容易になったことによっている。いままた、新しく登場してきた半導体検出器は、X線分析の分野に新風を送ろうとしている。
富永 洋; 榎本 茂正
分析機器 X線工業分析第4集 別刷, p.59 - 66, 1969/00
半導体検出器に関する技術は現在なお急連な発展の途上にあり、その将来は大いに期待される。ここではX線分光分析のための半導体検出器とその応用について、最近の進歩を中心に概説を行なった。
市川 富士夫
分析機器, 6(8), p.519 - 523, 1968/00
放射性同位体がいわゆる無担体で存在する時、その濃度は10~10Mという極めて低いものとなっていることが多い。
本島 健次; 坂東 昭次; 中山 了司*
分析機器, 6(9), p.567 - 572, 1968/00
近年集積回路などの半導体技術の急速な進歩によって、半導体シリコンの諸物性の向上、安定性が強く要求され、その開発研究の基礎手段として高感度の分析法が望まれている。
榎本 茂正; 和田 延夫
分析機器, 5(8), p.42 - 49, 1967/00
中性子は他の放射線に比べてみて、元素分析に関連した利用面が広い。その代表的なものは、中性子と物質を構成する元素原子核との核反応に基づく、放射化分析であって、従来の各種の分析法に対して、一般に、非常に感度の高い特長を生かした利用が、各方面において開拓されている。(放射化分析については成書あるいは解説も多いので、ここでは取り扱わない) 中性子の発生は粒子加速装置,原子炉によるほか、それらほどの中性子強度は得られないがRI(放射性同位元素Radioisotopeの略記)を用いた密封線源(2-2参照)によることができる。現在のところこの種の線源の主な用途は、いわゆる中性子水分計であるが、ほかに中性子吸収分析への応用面がひらけつつある。この方法は分析対象として中性子の吸収の大きい元素に限定されるが、分析室においてばかりでなく、現場における連続分析に用い、これをオートメーションに組み込むことも容易である。以下中性子吸収分析方法について、最近の開発状況を加えて解説する。
榎本 茂正; 富永 洋
分析機器, 5(6), p.35 - 43, 1967/00
RI線源を用いる方法は、X線管球を用いる方法と比較して、線源部が小型、簡便であるため、野外における使用に都合が良い。これまで、およそ10年問にわたる開発期を経て、その有用性がしだいに認識されてきて、今日、ようやく実用期を迎えたといえよう。
木村 喜久雄
分析機器, 4(7), p.1 - 9, 1966/00
真空装置は、物理、化学の実験室での使用はもちろん冶金、食品、薬品、化学工業などをはじめ多くの分野で使用されている。したがってその型式、種類は使用目的によって多種多様であり装置の機構、使用部品もそれぞれ特徴あるものが用いられている。ここではこのうち比較的多く実験室で用いられているガラス製真空装置の新しい機構、部品について述べることとする。
江村 悟
分析機器, 3(12), p.1 - 8, 1965/00
分析化学においても原子力分野の発展に伴いラジオアイソトープの製造、原子炉の運転管理、核燃料再処理の工程管理、その他冶金、化学などの開発研究に付随して生ずる高放射性試料を取り扱う機会が増えてきた。これら高放射性試料は一般の化学的毒性度に加え放射性物質の毒性度と放射線による問題が絶えず付きまとってくる。そのため高放射性物質を分析者から隔離して生体に影響を及ぼさないようエンクロ-ジャー内に封じ込めて取り扱う方法とインライソ分析とに分けられる。前者はまた放射線によって,、あるいは、、を取り扱うための遮蔽セル(ケーブ)での遠隔分析と放射性物質を取り扱うグローブボックス操作による分析とに分類される。しかしグローブボックス内で行なう分析操作は普通の突験室での操作に比べ不自由さはあるが一応手によって直接操作が可能なためあらゆる面で問題が軽減される。